株式会社IDEA様
ブラックボックス化した保守費用を約85%削減。インフラとアプリの壁を越える「伴走型運用」がもたらした、次なる成長へのブレイクスルー
株式会社IDEA
自由診療クリニックをはじめとする医療機関へ、現場目線に立ったワンストップの経営コンサルティングを提供する株式会社IDEA。同社が展開する電子カルテシステム「J-Karte」は、高度な機能要件を持つがゆえに、インフラの安定稼働と肥大化するコストという深刻な課題を抱えていました。「システムが止まる」という絶望的な状況からいかにして脱却し、次なる成長フェーズへと舵を切ることができたのでしょうか。JIG-SAW OPS導入による成果や、JIG-SAWに信頼を置く理由について、株式会社IDEA 経営企画部 部長 古久根 洋行様と、同部 システム課 課長 黒川 孝様、同課 村木 克磨様にお話を伺いました。
自由診療クリニックをはじめとする医療機関へ、現場目線に立ったワンストップの経営コンサルティングを提供する株式会社IDEA。同社が展開する電子カルテシステム「J-Karte」は、高度な機能要件を持つがゆえに、インフラの安定稼働と肥大化するコストという深刻な課題を抱えていました。「システムが止まる」という絶望的な状況からいかにして脱却し、次なる成長フェーズへと舵を切ることができたのでしょうか。JIG-SAW OPS導入による成果や、JIG-SAWに信頼を置く理由について、株式会社IDEA 経営企画部 部長 古久根 洋行様と、同部 システム課 課長 黒川 孝様、同課 村木 克磨様にお話を伺いました。
「運営のプロ」だからこそ妥協できない、独自の電子カルテ構想
株式会社IDEAは、自由診療クリニックの経営課題を解決するコンサルティング企業だ。しかし、その実態は単なるアドバイザリーにとどまらない。開業からマーケティング、広報、そして日々の現場運営に至るまでを実質的に担うことで、机上の空論ではない、圧倒的な成果を生み出し続けている。
そんな同社がクリニック運営の心臓部として自社開発したのが、電子カルテシステム「J-Karte」である。実はこのシステム、過去にオンプレミス環境や他社クラウド(PaaS)などを経てきた歴史がある。スピード感や柔軟性に課題を感じていた同社は、より高度な要求を満たすため、インフラ基盤としてAWS(Amazon Web Services)への全面移行を決断した。
「我々は現場の運営そのものを担っているからこそ、システムの安定稼働はビジネスの生命線です。さらにJ-Karteには、単なるカルテ機能だけでなく、顧客の来院予約機能を含む多種多様な機能の拡張が求められていました。医療業界特有の厳しいセキュリティ基準と、将来の拡張性を考えれば、AWS一択だったと言えます」(古久根様)
しかし、AWSでの本格運用開始後、同社はかつてない大きな壁に直面することになる。
肥大化するコスト。暗礁に乗り上げたインフラ運用
機能拡張を進める中で、J-Karteの挙動は次第に不安定になっていった。現場の要望に応えるべく急ピッチで開発や機能追加を重ねた結果、十分な安定稼働のバランスを保つことが難しくなり、約1年半もの間、現場は対応に追われる日々が続いたという。
「現場からは『システムが動かない』という声が上がり続け、本当にバタバタの毎日でした。システムが止まるという最悪の事態だけは避けなければならない。そこで前保守ベンダーに相談したのですが、『アプリケーション側の問題なので対応が難しい』というスタンスで、根本的な原因究明のサポートは得られませんでした。結局原因不明のため、力業でサーバーのスペックを上げるしかなく、その結果、平常時の2.5倍にまで費用が跳ね上がってしまったのです」(古久根様)
しかも、AWSの利用料だけでなく「保守費用」まで連動して倍増するという、完全なブラックボックス状態に陥っていた。インフラとアプリケーションの間に引かれた「対応領域の壁」により、解決の糸口が見えないまま莫大なコストだけが流出していく。この深刻な事態を打破すべく、同社は新たなインフラパートナーの選定に踏み切った。
決め手は、領域を問わず原因究明に踏み込む「圧倒的な当事者意識」
コスト削減の観点から他社定額制クラウドへの移行も検討されたが、独自のデータベース要件や移行リスクを考慮し、AWSの継続利用を決断。そこで、AWS環境の運用保守パートナーとして白羽の矢が立ったのが、JIG-SAWだった。
「他社が『それはアプリ領域の話ですね』と線を引きたがる中、JIG-SAWの営業担当やエンジニアは全く違いました。インフラ移行の相談を始めた初期の検討段階から、開発会社も交えたミーティングに参加してくれたのです。『一緒に事象を紐解いて、原因を切り分けていきましょう』と、導入前から寄り添い伴走してくれるその圧倒的な当事者意識が、JIG-SAWを選ぶ最大の決め手になりました」(黒川様)
JIG-SAW OPSの導入プロジェクトは、懸念されていた前ベンダーからの移行作業もトラブルなくシームレスに完了。さらに、JIG-SAWの支援のもとシステムの可視化を実現したことで、問題発生箇所を明確に特定し、継続的な改善が行える体制が整った。
保守費用を約85%削減。非エンジニアにも伝わるコミュニケーション力
JIG-SAW OPSへの移行効果は、数字として劇的に表れた。ブラックボックス化していた料金体系が「AWSの利用料」と「対象台数ベースの明朗な運用保守費用」に明確に切り分けられたことで、保守費用単体で約85%もの大幅削減を実現。システム異常で平常時の2.5倍まで高騰していたピーク時と比較すると、インフラトータルのコストは70%以上の削減となった。
そして同社がそれ以上に高く評価しているのが、エンジニアの「コミュニケーション能力」だ。
「JIG-SAWのエンジニアは、ただシステムのログや数値を提示するだけでなく、AWSの専門知識がない私たちにも直感的に理解できる言葉に言い換えて説明してくれます。現在、外部コンサルタントを入れてさらなるコスト最適化を進めていますが、そこでもJIG-SAWが間に入ってプロの視点から技術的なアドバイスを行い、共に最適な構成を模索する支援をしてくれるため、非常にスムーズかつ安全に設定変更を実現できています」(村木様)
浮いたリソースを「攻めのIT」へ。盤石なインフラで未来を描く
コストを半減させながら、運用品質を飛躍的に向上させた株式会社IDEA。インフラへの不安が払拭されたことで、今後は浮いた予算とリソースを「攻めのIT投資」へと大きくシフトさせていく。
「現在は、データ分析基盤として『Snowflake』の導入を進めており、これもAWS上で連携させています。また、現場のドクターやスタッフから集まる具体的なフィードバックをもとに、J-KarteのUI/UXをさらに使いやすく、徹底的にブラッシュアップしていく作業にも並行して着手しています。インフラが柔軟で安定しているからこそ、こうした次なる展開に集中できるのです」(黒川様)
また、昨今急増する医療機関へのランサムウェア等のサイバー攻撃に対抗すべく、すでに導入済みのWAFの運用強化やルールの最新化など、プロアクティブなセキュリティ対策においても、JIG-SAWとのさらなる連携を深めていく構えだ。
ブラックボックスを打破し、インフラの足枷を外した株式会社IDEA。現場を知り尽くした彼らの次なるビジネスの加速を、JIG-SAW OPSの伴走型サポートが裏方から力強く支え続けている。
構成イメージ図

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