AWS Certified Solutions Architect Professionalを受験、合格した話
2021.09.17
AWS Certified Solutions Architect – Professional 試験とは、AWS(Amazon Web Services)の管理や運用に関して、2年以上の実務経験を持つ技術者向きの資格試験です。
本記事では、資格試験に合格した私が、勉強方法や使用した教材、勉強のコツ、試験をうけての所感などをご紹介します。
はじめに
昨年末にAWSソリューションアーキテクトプロフェッショナルに合格したときの話を今更振り返って書こうと思います。
クラウドの認定資格を取ろうとしているという声は、社内だけでなく私のお客様でも多くいらっしゃるようですので、この記事がこれから受ける方の助けになれれば幸いです。
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私の経歴と資格取得の目的
私の経歴
資格取得の目的
資格概要
AWSソリューションアーキテクトプロフェッショナルを受けるにあたって、まずは公式の説明ページをチェックしましょう。
AWS Certified Solutions Architect – Professional 試験は、AWS におけるシステムの管理および運用に関する 2 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象としています。
引用:AWS Certified Solutions Architect – Professional(AWS 公式の説明ページ)
どのような分野が出題されるのか、キーワードだけでもざっと見ておくことをおすすめします。なお、試験概要はこのような感じです。
問題数も多いですが、1問の文章量が非常に多いため3時間も試験時間が設けられており、集中力が切れそうになってしまいます。 日ごろの勉強の際からこの試験時間に慣れるように意識して勉強していました。
サンプル問題(AWS公式)
また、受験料も高いですが、弊社の場合は試験料を負担してくれるため、模擬試験さえ受かればあとは気にせず受けることができました。
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試験実績
受験スケジュール
勉強時間
2度目の資格挑戦の際にしか勉強時間を計測しませんでしたが、その際は、勉強をはじめてから試験日まで約52時間勉強したようでした。
このような感じで、Udemyの模擬試験5回分を何度も解いてわからない部分は、調べまくってOneNoteにまとめていきながら知識を蓄積していきました。
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勉強方法
使った教材
Udemy模擬試験5回分
https://www.udemy.com/course/aws-53225/
よくセールで安くなるのでそのタイミングを狙うのがおすすめです。 設問の文章量が多く、普段の業務ではなかなか触らないサービスも多く出題されるため、問題ベースで勉強をすすめていくのがおすすめです。そのためには多くの問題に触れるのが重要ということで、特にこの時は参考書もなかったのでUdemyの問題集が重宝しました。問題数が74×4=300問もあるので本当に十分です。1回目は大体4~6割しかとれなかったので、2~3周しました。
公式模擬問題
AWSが公式で出している無料の模擬問題です。 ただし、答えは公開されていないため自分で調べまくった上で正しい答えを予想することしかできないのがつらいところではあります・・ 自分の場合は周りの詳しそうな人に聞いたり、ネットで似たような問題を探したりして答えを予想していました。
AWS サービス別資料
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/
問題を解いてわからないサービスが出てきた際に、このサービスごとの公式ドキュメントをみていました。
使わなかったけどおすすめだと思う教材
資格本:AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
発売されたのが2020/6/27だそうで、この本の存在に気づいたのが合格した後だったのか、Udemyでもう十分と思ったのかわかりませんが、私はこの本を持っていません。
これ以外にプロフェッショナル用の本が当時なかったので、ネットに頼るしかありませんでした。ただ、今このような素晴らしい本があるので一度本屋さんなどでチェックしてみるといいと思います!私は本が苦手ですが、抵抗がない方は移動時間などに勉強できるのでおすすめです。
勉強のコツ
とにかく意識していたことは、復習にしっかり時間をかけることでした。
復習するためには問題を解く必要があり、問題量も多い&一問解くだけでも結構時間がかかるため電車でスマホから解いたり、スキマ時間を見つけてとにかく雑でも問題数を多くこなしたりを意識していました。
本格的に勉強をはじめたときの勉強のやり方です。
モチベーションを保ち続けるのがなかなか難しいので周りを巻き込んで、無理のない程度ではじめはやっていました。
社内で同志を集めて週に1~2回勉強会を実施
Udemyの章によって担当をわけて、自分が担当の会には10問事前に解いてきて解説できるようにしていました。担当じゃない人はその場で一緒に問題を解くため無理なく実施できます。業務で勉強会ができないときはスキップしていました。
朝1時間程早く起きて勉強
問題を解く時間を確保しなければならないため、Udemyの問題を解いていました。 朝が苦手なため毎日は続きませんでしたが、、、、、
いよいよ試験まで数週間というところで、少し本気を出して、勉強の時間を多く確保しはじめました。
仕事終わりにファミレスで勉強
学生時代を思い出します。ファミレスでご飯を食べながら問題を解いたり復習したりしていました。遅くまで滞在できるのがファミレスの魅力ですね。
土日にカフェで勉強
一日フリーなときは昼過ぎカフェにいって、模擬問題をぶっとおしで1回分解いて復習していました。これが一番効果的だったと思います。本番は3時間もあって連続で問題を解き続ける力がいるため、まとまった時間をとって問題を解くのがおすすめです。問題量が多い分復習にも時間がかかるので、復習は翌日に回したりして調整していました。
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試験をうけての所感
取り扱うサービス数はアソシエイトに比べて多かったです。私の問題の際によく出たサービスは下記のようなサービスです。(クリックすると、AWS公式サイト「AWS サービス別資料」に掲載されているサービス資料が表示されます)
その他、Amazon Elasticsearch Serviceや、Amazon Kinesis、Amazon S3なども出題されました。難しいと感じたのは、LambdaやDynamoDBなどでのエラーのトラブルシューティング系の問題です。普段そういう場面に直面しているわけではないので、事前にトラブルシューティング系の記事を読むなどしておくとよいと思いました。
まとめ
以上が、私の合格体験記です。
最近は私自身、エンジニアというより営業要素が強い部署に異動したため技術に触れる機会や勉強する機会が減っていますが、やはり新しいことを覚えることは楽しいですし、目には見えなくても着実に自分がパワーアップしていることを実感できるので資格取得はおすすめです。 なかなか有言実行できていませんが、次はAzureのAZ-102あたりをとれたらいいなーなんて考えて、はや半年以上経過しています。また、気合を入れて勉強したいと思います! ここまで読んで下さりありがとうございました。
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