システム自動監視ツール「puzzle」、担当者インタビュー
2021.09.27
監視ツール「JIG-SAW puzzle(以下、puzzle)」とは、インターネットに繋がる全てのモノを1つのコンソールで統合的に運用管理することのできる、ロボット型の自動運用プラットフォームです。
エージェントのインストールは弊社で対応するため、利用者による設定は不要です。外部・内部監視が可能で、対応すべきアラート事案の優先順位付けや具体的な対応指示までの一連のプロセスを、全て自動で実行します。
本日は、そんなpuzzleを開発した担当者に、インタビューを行います!
はじめに
当社では、各種クラウドサービスやオンプレミス環境のサーバ監視・運用代行などを行う「JIG-SAW OPS」をご提供しています。
お客様システムの監視は、常時60名以上いるサーバーエンジニアによる有人監視と、独自開発の「puzzle」による自動監視の二重体制で行っています。人の目による監視と自動監視と組み合わせることで、人的ミスを防止してより高品質な監視のご提供を可能にしています。
本日は、そんな自動監視ツール「puzzle」を日々改善・開発するエンジニアにインタビューを行いました!ぜひご覧ください。
自己紹介
puzzle の新機能開発や保守を行っております、渡部と申します。
よろしくお願いいたします。
システム自動監視ツール「puzzle」、誕生の経緯は?
自動監視ツールpuzzleは「オートセンサー(自動検知)とオートディレクション(自動管理)を実現する」というコンセプトのもと、様々な環境を運用してきたJIG-SAWのノウハウを集結し誕生した自動監視システムです。
puzzleはJIG-SAW OPSのオプションサービスとしてご提供しており、当社にシステムの運用監視をご依頼いただくと、追加料金や面倒な設定は一切不要で、簡単にご利用いただくことができます。
JIG-SAWの監視運用サービスでは、puzzleは利用必須でしょうか?
いえ、そんなことはありません。DatadogやNew Relic、Mackerelや各クラウドのモニタリングツールなど、既にお使いの監視ツールがあればそちらを利用して監視することも可能です。puzzle は、現在監視ツールをお持ちでない、もしくは代替製品をご検討の企業様に、無料でご提供しております。
通常、監視ツールの設定は自社で行う必要がありますが、puzzleの場合は弊社で設定を行います。そのためお客様より「監視ツール特有の用語が分からず困っていた」「自社で設定できる人間がいなかったので、助かった」という声をいただいております。
puzzleの特長を教えてください
puzzleはユーザー目線の監視とサーバ視点でのエージェント監視が可能で、サポート範囲が広いのが特徴です。また、監視ツールがアラートを検知した場合の連絡も、SlackやChatworkなど柔軟にお選びいただくことができ、曜日ごとや時間ごとに設定も可能です。
puzzleで検知したアラートはWebモニタにて確認することができ、このWebモニタはリアルタイムでサーバのリソースグラフ閲覧が可能です。監視レポートは1か月単位で自動出力が可能で、3カ月前までのデータを確認・出力することができます。
他の監視ツールとの違いはありますか?
puzzleはオートコールやオートコマンドの機能もあり、他の監視ツールだと個別にカスタムしたり複数のソリューションの組み合わせで実現しなければいけない高度な機能が標準で備わっております。
またそれら設定はJIG-SAWのエンジニアがお客様に代わって行いますので簡単に設定、導入することが可能です。
最後に、お客様へ一言
5Gの普及も目前となり、企業のビジネスにおいて情報通信ネットワークは、ますます必要不可欠なインフラとなっています。24時間365日安定的に接続できる環境を維持することは当然のように必要とされ、もし「一時的にネットワークが使用できない」「レスポンスが遅い」などの障害が起きた場合、ビジネスに重大な影響を与える可能性もあります。
当社では、小さなアラートでも見逃さずに監視を行い、レスポンスの悪化を未然に防いだり、障害が発生した際の早期復旧や原因究明など、重要な役割を果たしています。お客様が安心してビジネスを継続できるよう、我々が責任を持って強力にサポートします。
当社のシステム監視・運用サービス や、クラウド・オンプレ環境でのシステム構築など、何かお困りのことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。