【AWS re:Invent2023】Expo と AWS GameDays 体験記(現地レポート)
2023.12.11
Expo と AWS GameDay: LoL Esports Edition の概要の説明や体験記を記事にしました。
来年以降に参加される方は Session や Expo などにかける時間配分や AWS GameDays の対策などの参考にしてみてください!!!
AWS re:Invent とは?
re:Inventとは、Amazon Web Services(以下、AWS)が主催するAWSに関するセッションや展示ブース、試験準備のためのブートキャンプやゲーム化された演習などを通じて、参加者が主体的に学習できるAWS最大のイベントです。
昨年も今年同様にラスベガスにて開催されており、60以上の新サービスや新機能が発表されました。昨年の参加人数は5.1万人以上になります。
今回は様々な企業が自社製品やサービスを紹介したり、AWSがサービスの説明をしていたExpoとそのブース内で開催されていたAWS GameDaysについてレポートいたします。
Expoについて
Expoでは多くの企業がブースで自社製品やテクノロジーなどを紹介しており、セキュリティやコーディング、モニタリングツールなど多岐にわたります。
ブースを訪れると色々な体験したり、グッズをもらえましたので一部をご紹介いたします。ちなみに筆者はほぼ全てのゲームを体験しましたがアメフトのように体を動かすものが楽しかったです!!
■体験- ・VRレーシングゲーム (F1)
- ・アメフトボールを投げて的の穴へ入れるゲーム
- ・競馬のように一番早くゴールできるラマを当てるゲーム(カジノ風)
- ・AWS DeepRacer (以下、DeepRacer) (機械学習AIを利用したタイムアタックレース)公式サイトはこちら
DeepRacer
■グッズ- ・シール
- ・Tシャツや靴下
- ・エコバッグ
- ・キャップやハット
- ・コップや水筒
- ・ぬいぐるみ
どこかで見たような……(企業名は加工で消しています)
あるクエストを達成するとこんなバッジがもらえます。
AWSブースについて
AWSブースもいくつかあり、その場所ごとに催し物が違います。Amazon RDSやAmazon CloudWatchの講義やAWSとF1と協力している取り組みについての動画解説などがあり、F1ブースではマシンの模型の周りに置かれた番号をタッチパッドで読み取ることで動画を再生できる仕組みでした。
AWS GameDaysについて
Gameの表記がありますが実際にTVゲームをするわけではなく、数人でチームを組み課題解決に向けて実際に手を動かしていくといった内容になります。
今回私が体験してきたのは「AWS GameDay: LoL Esports Edition」です。会社の別部門の方2名とチャレンジし、かかる想定時間は90分程度と記載されていました。
ちなみに私はコーディングができないためゲームを知っているだけの指揮係です。
時間帯限定で開催されていたものもありましたので、来年の参考にしていただければ幸いです。
AWS GameDaysのURL
知らない方が多いと思いますのでまずLoL(League of Legends)について少し説明いたします。
LoL(League of Legends)とは 一日目のKeynoteにも登壇していた Riot Games が手掛ける 5v5 の対戦ゲームです。試合の勝敗を決める要素がたくさんあることが特徴で、将棋のように序盤、中盤、終盤のように段階的に分けることができ、プロの場合は序中盤の有利が勝敗を大きく左右します。
実はここ数年、プロの公式戦の配信中にAIの勝利予想が試合の一定のタイミングで発表されています。実はこれがAWSと連携しているAIでした。今回は仕組みの一部を理解して、できる限り信頼度の高い予想を出すことが課題です。
Amazon SageMaker を使って用意されたcsvデータ(2022年の世界大会WCSの実データ)から課題を解いていきます。
全て一問一答形式で出題され、初めは全試合を通して一番使用されたキャラクター、一番成績の良かったキャラクターのような問題、最終問題がより勝敗に関連性の高い要素を6つ抜き出すというもので、予想以上に時間がかかり終わった頃には3時間ほど経過していました。
ランキングもありましたが当時で20位くらいです。個人的にはかわいいキャラクターのシールやピンバッジがもらえたので満足でしたが、次回チャレンジするときのためにコーディングの学習と作業効率の良い取り組み方を検討していきたいです。
まとめ
以上が Expo と AWS GameDays の体験記となりますが特に企業ブース、AWSブースでの講義は非常に有用なもので AWS GameDays での体験は忘れがたいものになりました。来年以降の参加を検討している方の参考になれば幸いです。