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新卒1年目女性エンジニアの奮闘記 その①「AWSソリューションアーキテクト試験を受けてみた」

2019.03.01

本記事のポイント

新卒1年目の女性エンジニアである私が日々経験したことを綴っていくブログです。

今回は社内で資格取得が推進されているAWSソリューションアーキテクトアソシエイト資格を取得した話をまとめています。

使用した教材や簡単な出題傾向を書いています!

基本データ

私の実力

・新卒1年目エンジニア、2018年6月より配属され早8か月経過

・構築の経験は数回あり、VPCやEC2、RDSの構築はできるがその他サービスはあまり触ったことがない

・文系出身

・記憶力には自信あり

・長めの文章が苦手

勉強時間

・社内勉強会:計8時間(9/26~10/31期間中、毎週水曜日実施)

⇒SAAを取得している先輩がブラックベルトを使用し毎回1時間ほど講義してくださった。

 

・直前追い込み:計6時間(2.3日、通勤計3時間・前日3時間)

⇒通勤中に試験本の問題を解いたりネットのブログを読んだりして知識のインプットとアウトプットを同時並行で行った。

 

上記以外でも、勤務内でAWSサービスに触れることがあり、その都度サービスについて調べたりブラックベルトで簡単な説明を読んだりした。

がっつり試験に向けて勉強したのは直前だけであとはスキマ時間などで知識のインプットを行った。直前の3日間は「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト」という合格対策本の章末問題を一通り目視レベルで解いていき、その後SAAに関する問題を載せているサイトや試験ブログを見て色々な視点からサービスを見ていった。

使用した教材

メイン教材

AWS クラウドサービス活用資料集

⇒AWSの公式資料集なのでおそらくすべてのサービスを網羅している。

 

AWS認定ソリューションアーキテクト

⇒私が使用していたのは2016年発行だったので情報は少し古かったが、基本的な情報はおさえられ、章末問題がついているので大変参考になった。

サブ教材

WEB問題集

⇒オリジナル問題集を解くことができその場で回答と解説が見られる。

 

・ブログ

⇒ネットで検索したら山ほど出てくる。

中には勉強内容をブログに書き起こしているものや、試験傾向などを記載しているものなど沢山あるので時間を見つけて検索してみると自分の知識レベルの確認ができるかと。

出題傾向

出題分野

  • 分野 1: 回復性の高いアーキテクチャを設計する
  • 分野 2: パフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義する
  • 分野 3: セキュアなアプリケーションおよびアーキテクチャを規定する
  • 分野 4: コスト最適化アーキテクチャを設計する
  • 分野 5: オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する

取り扱われたサービス ※あくまで主観です

  • EC2
  • VPC
  • RDS
  • DynamoDB★
  • Redshift
  • S3★
  • EBS★
  • cloudwatch
  • APIGateway
  • CloudFront
  • Route53
  • kinesis

★マークつけたサービスは多く出題されたサービスです。

ふわっとした出題内容

メモレベルですが記憶の範囲内で出題された内容を記載していきます!

全体的に費用対効果を考慮したユースケースを問われる問題が多く、問題文は短めでした(助かった・・)。

 

・EC2オートスケーリング:スケールイン時にどの順番で削除されるか

・SQS:FIFOだと順序守られる

・EFS:冗長的で持続性の高いネットワークファイルシステムを共有できる

・S3:暗号化とS3の種類のユースケース、費用対効果の問題が多い

例:低冗長化ストレージだとデータの取り出しに時間がかからない&冗長化されていない分、安い

・CloudFrontとRoute53で迷う選択肢の問題が多い

・S3からRedshiftへデータを移動させるときの暗号化について

インターネットゲートウェイ:水平にスケーリングされるため、冗長性と高可用性を達成できる。帯域幅制限はなし。

 

まとめ

2018/11/2に受けたソリューションアーキテクトアソシエイトの試験を無事合格しました!

合格に必要な最低スコア:720(100 から 1000 の間の値)

受験者スコア: 726

あと1問間違えたらおそらく落ちていました。

日頃の行いのおかげで滑り込み合格できたのかと・・笑

試験を受けた感触としては、暗号化や費用対効果など普段、あまり考えていなかった部分を問われる出題が多く、この辺りの知識はしっかり身に着けるべきだと感じました。

今後はサービスの趣旨だけでなく費用面やセキュリティ面なども把握したうえでお客様に最適なソリューションアーキテクトを提供できるエンジニアになれるよう精進しようと思います。

引き続き温かくお見守りいただければ幸いです・・!