【2022.3.09】クラウド公式ニュースまとめ(AWS・Google Cloud・Azureなど)
2022.03.09
AWS、Google Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloud、Alibaba Cloud など各種クラウドの技術ニュースを、ピックアップしてお届けします。(今後は、毎週火曜日と木曜の2回で定期配信を予定)
本記事では、2022年3月3日~9日までの情報をお送りします。
AWS(Amazon Web Services)
Amazon RDS for OracleがOracle NNEオプションのALLOW_WEAK_CRYPTOパラメータのサポートを開始
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for Oracle は、Oracle Native Network Encryption (NNE) オプションの2つの新しい sqlnet.oraパラメータをサポートするようになりました。これは、これにより、お客様は、SQL*Net 暗号化およびチェックサムパラメータが古い暗号とアルゴリズムを使用するのを阻止できます。
Amazon Kendra にクエリ用のスペルチェッカーが追加
Amazon Kendraは、機械学習を活用した検索サービスで、組織がより関連性の高い情報を顧客や従業員に必要に応じて提供するのに役立ちます。本日より、クエリ内の単語にスペルミスがある場合にスペル修正の提案する Amazon Kendra のスペルチェッカーをご使用いただけます。
Google Cloud
Chromeブラウザ:クラウド管理によりクラウドからChromeを保護する新しい方法
Chromeには、企業向けのセキュリティソリューションが組み込まれており、企業のセキュリティスタックの重要要素となります。セキュリティ強化のために、ITチームが組織内でChromeを管理することを強くおすすめします。
GoogleとAutomation Anywhereによる仮想エージェントの強化でカスタマーエクスペリエンスを刷新
カスタマーサポートプロバイダは、会話型AIを使用してカスタマーエクスペリエンスを刷新し、Google CloudとAutomation Anywhereのパートナーシップを活用して業務をモダナイズできるようになりました。
Maps SDK for Android用Composeを提供開始
オープンソースライブラリMaps Composeの提供を開始することになりました。Maps Composeを使用すると、Maps SDK for AndroidをJetpack Composeと一緒に使用できます。
Google Cloud上にDataplexを使用して構築されたデータメッシュの一般提供を開始
Dataplexは、データレイクやデータウェアハウス、データマートに保存されたデータを一元管理します。また、さまざまな分析ツールやデータサイエンスツールへの安全なアクセスを可能にします。
Googleのデータ専門家が語る、2022年にデータ実務者に必要となるスキル
2022年は、超小型衛星やNFT、ピザを配達する自動運転車などが本格的に登場します。複雑な問題をシンプルな技術で解決していく世界において、企業の成功のカギは、シンプルなエクスペリエンスを提供することにあります。
Vertex AI Pipelines上でのPyTorch MLワークフローのオーケストレーション
この投稿では、Vertex AI Pipelinesを使ってパイプラインをサーバーレスでオーケストレーションすることで、PyTorchベースMLワークフローを自動化し、モニタリングする方法を紹介します。
新しいCloud Functions(第2世代)で、イベントドリブンアーキテクチャを強化
Google Cloudの次世代Functions-as-a-ServiceプロダクトであるCloud Functionsは、強化されたインフラストラクチャと、パフォーマンスとスケーラビリティの高度な制御、関数のランタイムに関するより細かい制御を提供する進化した機能を備え、90を超えるイベントソースからトリガーできます。
Google Workspaceの新機能でコラボレーションを推進
2022年2月、Googleドキュメントの要約機能が一般提供されました。ドキュメントの要点をまとめた概要が表示されるため、特に注目すべき重要な情報を優先的にすばやく把握できます。
Cloud Scheduler: GCPの23リージョンで利用可能に
エンタープライズグレードのスケジュール設定サービスである Google Cloud Schedulerで、ご利用になれるGCPリージョンが増えました。以前はプロジェクトごとに1つのリージョンに限られていましたが、1つのプロジェクトから複数のリージョンを使用できるようになります。
Microsoft Azure
Azure Percept DKソフトウェアの更新(2022年2月)
新しいOS/ファームウェアOverthe Air(OTA)パッケージとUSBケーブルアップデートイメージが公開プレビューされています。2つの更新方法のどちらかを選択する前に、更新戦略のガイダンスを確認してください。デバイスを最新の修正と機能で最新の状態に保つために、更新を強くお勧めします。
SOAPおよびXMLの要求と応答の検証
SOAPおよびXML機能のリリースにより以下が可能となり、SOAPまたはXMLベースのRESTAPIのAPI攻撃面を減らすことができます。
・不正な形式のAPI要求または応答をブロックまたはログに記録
・宣言されたXMLに本体が準拠しているもののみを許可
保存したコストビューの自動メールをスケジュールする方法
スケジュールされた電子メールを使用して、Azure CostManagementとBillingでコストの変更に関する情報を入手してください。コスト分析で、コストアラートをサブスクライブし、今日のコストの毎日のアラートを構成する方法の詳細をご覧ください。
Oracle Cloud
Oracle NoSQL Database VisualStudio新機能(コード拡張)
新しいOracleNoSQL Database Visual Studio(VS)コード拡張を使用して、Oracle NoSQL Database CloudServiceインスタンスまたはシミュレータでテーブルを参照およびクエリを実行できるようになりました。
OracleNoSQL Database Cloud Service新機能(オンデマンドの価格設定モデルを追加)
このモデルでは、サービスは動的なワークロードのニーズを満たすために読み取りおよび書き込み容量を自動的にスケーリングします。お客様は、各テーブル/コレクションの読み取りまたは書き込み機能をプロビジョニングする必要はありません。
Accelerated Data Sciencev2.5.8がリリースされました
ADSStringと呼ばれる拡張文字列クラスを追加しました。正規表現(RegEx)マッチング、自然言語処理(NLP)解析などの機能を追加します。カスタムプラグインを登録してカスタム文字列処理アクションを実行することにより、クラスを拡張できます。
関数呼び出しログのサポート
OracleFunctionsアプリケーションでOracleCloud Infrastructure Loggingを有効にすると、すべての呼び出しと実行のログを自動的に受け取るようになりました。
※ 該当期間、Alibaba Cloudは新着ニュースなし