【AWS移行は外注しよう!】 外注する3つのメリット
2020.10.21
2020.10.21
オンプレミスからAWSへ移行する際に自社で実施したほうが良いか、外注したほうが良いかを説明しています。
AWSへの移行は、自社だけでは難しい?
今や、新規のシステム構築ではAmazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud、Azureなど何かしらのクラウドを必ずといっていいほど利用される企業様も多いと思います。それだけでなく、昔からオンプレミスで稼働している業務システムや基幹システムなども徐々にクラウドへの移行も行っている企業が多いでしょう。
オンプレミスの保守が切れるタイミングを見計らって、よりコストと運用メリットのあるクラウド以降を検討する方が多く、現在付き合いのあるベンダーにそのまま依頼するケースも多いと思います。しかし、必ずしもそのベンダーがAWSに明るいとも限りません。
今回は、AWSの移行で問題になるポイントをもとに、移行を外注する3つのメリットをご紹介します。自社やベンダーに依頼する際の注意点なども記載しておりますので、ぜひご覧ください。
メリット1.確実に移行できる(一部システムを除く)
AWSへの移行は簡単ではありません。利用できるサーバーやネットワーク、OSやソフトウェアのバージョンに制限があるため、現在のオンプレミスと同等の環境を構築できるとは限りません。
まずは現在のサーバーやアプリケーションの構成、非機能要件などを洗い出すことからはじめ、同等のものをAWSで構築できるかを検討する必要があります。主に下記の視点で検討を行います。
AWSには膨大な数のサービスやドキュメントがあり、知見が浅いと思わぬ落とし穴にハマることもあります。ほとんどの方が期限付きでAWSへの移行を計画しているため「確実に予定通り」というのは大きなポイントです。またAWSにはオンプレミス→AWSへの移行をサポートするツールも用意されています。こういったツールを使って確実に移行してくれるはずです。
メリット2.費用が安く済む
ベンダーに依頼すると移行・設計に関してそれなりの初期費用がかかりますが、長期的に見るとコスト安になる可能性もあります。AWSには数多くのサービスがあり、今までミドルウェア、サードパーティのソフトウェア、ツールなどで実現していた様々な機能をより安価に実現できるようになります。下記はAWSで提供されているサービスの一例です。
機能の存在や使い方を知らずにオンプレミスの環境をそのまま移行するだけですと、本来であればもっと節約できたはずのコストが圧縮出来ません。こういったシステム構成とそれにかかるランニングコストをセットで提案してくれます。
メリット3.その後の運用保守を任せる事ができる
オンプレミスと比べればハードウェアの管理が不要となるため運用保守はずっと楽になりますが、依然としてサーバーやアプリケーションの監視は必要になります。監視の対象や範囲などは上記のAWSサービスの利用状況にも左右されるため、移行ベンダーに一任したほうが確実です。
自社やベンダーに依頼する際の注意点なども記載しておりますので、ぜひご覧くださ程あります。AWSの移行にあたっては、事業者側としてはアプリケーションの移行計画やシステム利用者の影響を中心に検討時間を使いたいため、こういった運用保守はなるべく専業者に任せたほうが無難です。
どんな業者に依頼したら良い?
まずは現行のオンプレミスの構築、運用保守をしているベンダーに問い合わせてみてください。現行のシステム構成を理解しているためそれが一番確実かと思います。
自社で運用保守をしている場合は、新規で移行ベンダーを探すことをおすすめします。その際、構築だけでなく、運用保守も実施しているベンダーを採択すると、後々トラブルがありません。当社ではいずれも対応しておりますので、気になる方は、ぜひお気軽にお問合せください。